細い君の肩
やわらかな君の頬
可愛い君の唇
触れるだけで
壊れてしまいそう・・
ふと そんなことを考えていた
初めて
君と結ばれた夜
君の温もりも
白い肌のなめらかさも
あの時の僕には切なかった
宝物のように
君に触れ
宝物のように
君をそっと抱きしめた
壊れてしまわないように・・
そして
僕は何故か
君を思い切り
強く抱きしめた
どこにも行かないように・・
君の全てを見ているのに
決して
君の全ては僕のものにはならない
それがわかっていたから
切なくて 幸せな時間の中で
そっと
君の温かな指が
優しく僕に触れた時
あの時
僕の頬には
涙が伝っていたんだ
初めて
君と結ばれた夜
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